アルガンオイル(学名アルガニアピノサ核油)はモロッコのみに生息する、モロッコの
先住民であるベルベル人が古くから調理・美容・薬として利用してきた希少なオイルです。
モロッコ大学や研究機関の分析により、不飽和脂肪酸のオレイン酸、リノール酸を豊富に
含み、抗酸化作用のあるビタミンEを大変多く含むことから、日本でも急速な広がりを
みせています。
アルガンツリーの生長がきわめて緩慢で、オイルを採るための果実は今では高価なものと
なってきました。
過酷な環境(砂漠地帯)に根をおろし青々と生長するアルガンツリーだからこそ、紫外線に強く、紫外線を浴びたあとに生まれる活性酸素を除去するビタミンEにより、にきび、
吹き出物、やけど、ひび割れ、また関節痛などにも使われています。
美容面では、肌を柔軟にし、弾力繊維の老化を防ぎ、シワの予防や改善に有効なオイル
です。
* わたしのなかでオリーブスクワランとローズヒップのブレンドオイルを製造する
夢がどんどん膨らんでいくにつれ、酸化の問題を強く感じるようになりました。
あまりにも酸化しやすいローズヒップオイルは、商品化しても管理保管にも
むずかしいオイルです。
ある日わたしは当時お手製のカサリンオイル(オリーブスクワラン&ローズ
ヒップの二種混合)を忘れて出張に出かけてしまいました。
そのころにはもう日常のお手入れにオイルなしではいられないと思っていたので、
非常に焦りました。
とりあえず、と立ち寄ったオイルショップに…
アルガンオイルはありました。
アルガンオイルはオイルを学ぶ中に何度も目にしたオイルです。
その豊富なビタミンEにより抗酸化力が強いことも知っていました。
でも、食用に使われるオイルはオリーブオイルやアボガドオイルがそうであるように
重くてベタベタするのが通例です。
それまでの二種のテクスチャーが非常に気に入っていたわたしは、どーしても
この感触、この感じを保持したいと強く思っていました。
でも、、なんとなく気になったのです。
アルガンオイル。
アルガンオイル。
アルガンオイル。
そのショップにほかにどんな種類のオイルがあったのかは、よく覚えていません。
ローズヒップオイルとスクワランがなかったことだけは覚えています。
手に取ったのは、砂漠の中で青く、強く、大きく葉を左右に伸ばすアルガンツリーの
実から採るアルガンオイルでした。
出会いとはほんとうに不思議で、すぐにこのオイルをカサリンオイルに配合しよう!
と決心しました。
ビタミンEが豊富だからとか、抗酸化作用が強いから、という具体的な理由では
なくて、ぜったい良いものができる!!というカンのようなものだったと
思います。
正味の話、トコフェロール(ビタミンE)が非常に豊富はアルガンオイルですら
ローズヒップオイルの酸化度を遅らせることはなかなか難しく、気休めとも
言われています。
でも、これにより、わたしは添加物を一切入れない。という、決心がつき、
紫外線を入れないよう色つきガラス瓶容器を選び、
容器内の酸素を抜いて、窒素で充填して、オイルを守る、という選択をし、
そしてわたしの肌はさらに明るく、しあわせ肌となりました。
モロッコの女性たちが灼熱の陽射しと乾燥という環境にいながら、肌や髪が
綺麗といわれているのも容易に理解できます。
以上、オリーブスクワラン・ローズヒップオイル・アルガンオイルのご案内
&カサリンオイル誕生秘話でした♪
最後まで読んでくださったあなたさまは、カサリンカップスの大切なお友達です。
ほんとうにありがとうございます。
だいすきです。
これからもぜひ仲良くしてくださいね。
どうぞよろしくお願いいたします。