南米チリやペルーにまたがったアンデス山脈に自生するドッグローズをいわれる真っ赤な果実の種子から抽出されたオイルです。
野生の実から抽出されるので、オーガニックといえる品質です。
また、カサリンオイルのローズヒップは、もっとも品質の良いとされる「低温圧搾法」で抽出されており、βカロチンである、カロチノイドを多く含むため、黄味かかっらカラーをしています。(カサリンオイルはやや黄色いのはこのためですね。ちなみに後述するアルガンオイルも同じくカロチノイドを含むため、黄色いのです)
お肌に必要な天然のビタミンCを多く含むオイルで、特にビタミンCの作用はこれに含まれるビタミンPのおかげでさらにお肌に対する効果が高いとされています。
チリ大学では創面の傷跡をきれいにすると確認されました。また、皮膚組織再生効果と
肌の老化防止に優れているとしています。
トマトに含まれることで有名なリコピン酸や80%を超える含有量の必須不飽和脂肪酸
(リノール酸・αリノレン酸)が老化を抑制します。
*ローズヒップオイルは匂いがやや強いので、はじめは精製された無色透明なものから
試してみました。ふむむ、いい感じ。
しばらくの間はオリーブスクワランと精製ローズヒップオイルで配合を変えてを
繰り返してはの試行錯誤。。
でもある時、基本的なことに気づきました。
精製されるということは、それだけ人の手が加わって、自然から遠のいている
ということ。
むろん精製するための薬品も使用しているわけで…
自然って、すごい。そのパワーをもらいたい!と強く願っていたわたしは、
無精製のローズヒップオイルを手に入れ、オリーブスクワランに配合。
油臭さが気になるかしら、と思いきや、フレッシュなローズヒップオイルって
やはり果実の思わせる壮大な自然の香りがするんです!!
そして、精製品をつかっていたときと比べて、すぐに肌の様子が変わりました。
目のしたに、あら髪の毛が、と思っていたのに取れない、え!これ、シワ?!
というシワがある日消えたのでした。
傷や湿疹の痕もどんどん薄くなっていくではあ~りませんか。
使用感は、前述のオリーブスクワランが無色透明だったのが、黄味がかって
ふんわりすっぱい感じの果実感…鼻が敏感なわたしでも匂いは思いのほか
気になりません。大丈夫!
わわわ!なにこれ最高!!!
これは、もう、わたしだけが使ってるだけじゃもったいない!!
広く使ってもらいたい!!
が、しかし。
ローズヒップオイルは非常に効能の高い優れたオイルなのですが、
弱点が…
とっても酸化しやすいのです。
スクワランは酸化しにくく、長期間保管も可能です。
がしかし、ローズヒップはほんとうに酸化が早くて、だからなかなか製品化しにくい
ということ。
酸化というのは、とてもお肌にも良くなくて、それこそ、匂いだって、
あのフレッシュ感はカケラもなくなり、あ、青魚………………………
ビタミンE(トコフェロール)を充填するしかないなぁ。
でも、できるだけ自然なままでいたいなぁぁぁ。。。
そう思って悶々としていたある日、アルガンオイルと運命的な出会いを果たすので
ありました。